読書でわたしの世界を変える

読んだ本からの学びと、読書後の人生の変化について

久々の更新ですね

お久しぶりです。

久しぶりの更新です。

 

最近は、毎日の生活で疲れていて、全然読む時間を取っていませんでした。

だけど久々に手に取ったある本で、もっともっと成長したい!と思いました。

そのためにも実践あるのみ。

全てを実践できるわけではないので、一つだけすることを決めました。

「すぐに反応せず、間をとる」

わたし、すぐに感情的に反応して大失態をしてしまうんですよね・・・。

後で冷静になると、穴があったら入りたいという衝動にかられます。

何度も何度も聞いたり読んだりしているのに、全くできていませんでした。

今日から、実践すると決めたので、意識して生活に取り入れようと思います!

 

さて、もう一つのブログのほう。

タイトルを変えました。

恋愛・パートナーシップについての記事を書こうと思います。

わたしの専門は実はパートナーシップです。

だけど自分が結婚していない・恋人がいない・恋もしていない

ということで、書く資格がないと感じていました。

そうであっても、恋愛やパートナーシップが好きで学んできました。

そしてわたしのメッセージで、誰かの人生が好転するきっかけになるかもしれない

という思いが湧いてきました。

やりたいことをやる、シンプルにそれだけで書いてみようと思います。

そちらの方も、どうぞよろしくお願いします!

 

恋と思考と感情~とらえ方を変えて恋愛を楽しむ~

 

 

004 世界一わかりやすい願望実現の本

パラレルワールドで待ち合わせ

著者:白石泰三

出版社:サンマーク出版

定価:1,400円+税

 

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【本との出会い】

2016年9月、著者の泰三さんとある会で出会いました。

その頃の泰三さんは、前の奥さんとのパートナーシップが終了した頃で、失礼ながらも弱々しい印象でした。

しかし、参加したその会で場違いなところに来ちゃったよ〜って感じている私に、優しい言葉をかけてくださいました。

ご自身が大変な時にそんな風に人に接することができるなんて、すごいなと感じました。

その後、泰三さんのお人柄に惹かれイベントに参加したり、上京した際に仲間とともに集まったりして、年に1〜2回はお会いしていたように思います。

そして、この度出版された記念に、プレゼントしていただきました!

 

 

【この本から学んだこと】

願望実現の鍵は、決めること&設定すること

 

今まで読んだ本やメンター達から、「決めろ!決めろ!」と言われてきました。

その度に、頭の中は❓だらけ。

決めるってなに?決めたらどうなるの?

全く腑に落ちませんでした。

しかしこの作品を読めば、決めることと決めたらどうなるのかがわかります。

それがノンフィクションで書いてあって、本当に興味深いです。

決めることって、すっごく難しいことのように思い込んでいたけど、そんなことないよって泰三さんが優しく教えてくださってる感じがしてきます。

 

また、「成功した自分になったつもりで過ごしなさい」とよく聞きますが、そうしたらどうなるの?と思っていました。

泰三さんは「設定する」という表現でそれを実行されています。

すると、どんどんいろんな人が集まって、面白い流れが起こり、遂には2作目出版の願望を実現されました。

本を読んで、この作品が出来上がったストーリーを知ると、

すげーっ!!

って、本を手に取ってまじまじと見てしまいます。

とにかく、「決める&設定する」はこの本を読んだら体に入ってくると思います!

 

それから私は本の装丁も大好き。

瞳に優しいグリーン、めちゃくちゃ可愛いイラスト、ざらっとした質感、すべて好き♡

読んでよし、見てよし、触ってよし、の三拍子揃っていて、飾っています。

目に入るたびにワクっとします。

 

スピリチュアル全開の願望実現の本。

物語で書いてあるので、押し付けがましくなく、スーッと入って来て、爽やかな読後感。

それでいて切れ味とテンポ感が心地よい、読みやすい文体。

たくさんの人に読んでほしい1冊です♫

 

 

 

パラレルワールドで待ち合わせ

パラレルワールドで待ち合わせ

 

 

 

 

お久しぶりです(近況について)

みなさん、お久しぶりです。

すっかりお久しぶりになってしまい、

はてなブログからも更新しましょうの連絡が届くという・・・。

 

どうしてこんなお久しぶりになったかというと、

生活の安定のためにフルタイムで働き始めたことと、

働く前に決まっていたイベントの主催の件で動いていたのとで、

もうなんだか急に住んでる世界が変わってしまって、

体がついて行けなかったからと言ったらいいんでしょうか。

毎日毎日本当にくたくたで、

家に帰ってイベントの作業と食事・家事をするのに手一杯でした。

それもそのはず。

2年間家に引きこもって読書ばかりしていたのに、

そんな状態に突然変わったので、慣れることに必死でした。

 

仕事はいいとして(笑)、なんのイベントかといいますと、

作家の白石泰三さんと奥様の野引香里さんといく

神社参拝ツアー&お話会!

どうして主催することになったかといいますと、

泰三さんとは、ある勉強会で一緒になり、

その後も上京した際にお会いしたり、

わたしの地元へイベントに来られた際に参加するなどして、

時々お会いしていました。

8月にお会いした際に、ダメ元で

「すごい神社があるので一緒に行きたい」

とお話ししたところ、わたしが主催で

このイベントを開催する流れになったのです。

 

泰三さんは出版直後なので、イベントに引っ張りだこ。

超ご多忙のご様子。

お互いなかなか連絡が取り合えない状況だったので、

どんどん時間は流れ・・・開催2週間前にやっと告知できました。

開催日まで2週間・・・!?

これは集客、やばいんじゃないか・・・と思ったのは、

全くの取り越し苦労で、泰三さんの告知により、

あっという間に満席御礼となりました!

主催者なのにわたしが告知する間もなく、あっけなく満席。

泰三さんに予告していただいていたことが、

功を奏したようで、楽々満席になったのは幸運でした。

こんなことは珍しいとのことで、驚いていらっしゃいました。

 

とはいえ、その後、ちょっとした事件が起き・・・。

(事実無根の件で主催のわたしを悪者にするような投稿がなされた)

泰三さんから連絡があったのですが、

その件については、見ないし考えないようにしていました。

初めての主催で、ただでさえ緊張している上に、気分が悪くなるのがいやったので。

新しい生活にも慣れないといけないし、これ以上はムリだなと。

余裕があったら、そんなトラブルも楽しめたのかもしれません。

ご夫妻にイベント当日に聴いたところによりますと、

その業界の重鎮の方々が心配してくださって、

メッセージが届いていたということでした。

泰三さんと野引さんも、強い愛情でガードしてくださって、

事態は治まりました。

わたしはその間、ほぼSNSを見ない状況でしたが、

やはり今の自分の状態と生活のことを考えても、

見なくて正解だったなと思いました。

 

当日もすんなり事態が行くということはなく、

色々ありましたが、参加者のみなさまには

お喜びいただいたようで、開催して良かったなぁと感じました。

 

そんな状況でした。

事務の仕事を始めたのですが、目が疲れて目が疲れて。

大好きな読書もほとんどできていませんでした。

しかし、今日からまた読書を再開!

一冊読み切るまでと言わず、読みかけでも

どんどん更新していこうと思います。

引き続きよろしくお願いします^^

 

イベント当日の話もまとめまーす♫

ちょっとタイム!

こんばんは♫

今日も一日お疲れ様でした。

朝夕がだんだんと寒くなってきましたね。

 

ブログを更新したいのですが、

記事を書くには、じっくり書く時間が必要で、

平日はなかなか時間が取れない状態です。

まだまだご紹介したい本がたくさんあるので、

早く書きたいです♫

 

実は、ゆるりとアメブロもやっています。

そちらは働くあなたのための、心が楽になるヒント

というタイトルで書いています。

よろしければ、こちらもよろしくお願いします♫

003 自分の力が信じられなくなったときに読みたい本

こうして、思考は現実化する

著者:パム・グラウト 訳:桜田直美 出版社:サンマーク出版 定価:1,700円+税

 

出会い

2015年8月頃だったかと思います。

仕事のお客さんに誘われて、TRFのダンササイズでエクササイズする会に参加していました。

その会は、社交ダンスの先生が募集して、毎週金曜の晩にエクササイズをしたい人が集まっていました。

先生はスピリチュアルが好きな方でした。

参加者にもスピリチュアルが好きな方がたくさんいて、エクササイズ終了後、みんなで宇宙がどうとか、魂がどうとか、使命がどうとか、そんな話をしていました。

その中で、どんな本を読んだことがあるかという話になり、わたしをその会に誘ってくれた仕事のお客さんが面白かったと言っていたのがきっかけで購入しました。

書店でタイトルが気になるので何度か手にとってみたけれど、心なしか分厚いし、外国人の文章の書き方が堅苦しい感じがして、なんとなく買わずにいたので読んでみることにしました。

 

どんな本?

この本のジャンルはスピリチュアルで、いわゆる「引き寄せの法則」について書かれた本です。

そしてそれを体験するために書かれた画期的な本です。

引き寄せの法則の本がわたしは大好きで、それこそ何十冊と読んできました。

多くの本は、理論と簡単な書き出しワークでまとめられていますが、この本はひと味違います。

48時間以内に完了する9つの実験を行い、読者は世にも不思議な宇宙のエネルギーを体感することができるのです。

わたしもいくつか実験したので、それは別にまとめます。

またこの本は、小難しい話一切抜きで、量子物理学の観点から書かれています。

この本の実験で体験すれば、怪しい世界の話ではないことがわかります。

そして、人生が創られる仕組みと、望み通りの人生を創る方法が学べます。

 

わたしがこの本をおすすめしたい人

・今までの引き寄せの法則の本に物足りなさを感じる人

・見える物しか信じられない人

・自分にはなんの力もないと感じている人

 

 

わたしが学んだこと

信じる力のすごさについて。

 

自分が生きている現実世界は、自分が信じていることで創られています。

「わたしはダメ人間だ。魅力もない、才能もない、お金もない」と信じれば、

人から好かれることもなく、能力も発揮されず、豊かではない人生に。

「わたしはすばらしい人間だ。魅力も才能もあり、豊かに暮らしている」と信じていれば、

魅力と才能を発揮して、たくさんの人に喜んでもらい豊かな人生に。

 

つまり、信じていることが先にあり、それが現実を創り出しています。現実が先にあって、その世界を生きているのではないということ。

したがって、信じることを変えれば、まったく違う人生を生きることができます。望み通りに人生を生きることもできるのです。

だから、わたしたちの信じていることには、人生を創ったり、変えたりすることができるくらいの、強力なパワーがあります。

わたしたち一人一人には、とてつもない力があるのです。

この信じる力がいかにすごいか、理解できると思います。

 

多くの人が、大なり小なり、思っていたことが現実になった、という経験をしたことがあると思います。

それは思考が、宇宙のエネルギー(作中ではFPと呼んでいる)に影響を与えた結果です。

それはまるで、食べものを温めるときにレンジが電気を使うように、現実化するときは思考がFPを使っているのです。

わたしたちはいつでも、知らず知らずのうちに、思考を通じてFPを活用しています。

著者はこのFPの存在を実験で証明し、うまく活用する方法を教えてくれます。

 

わたしは、何度も何度も読み返し、何度も何度も一部の実験を行ってきました。

結論。やっぱりFPはあるということ。

しかしわたしは、そんなことすぐに忘れて活用していませんでした。

そして今回まとめるにあたり、気合いを入れて読み返して、やっと腑に落ちました。

すると、自分の信じる力がどれほど強大なパワーを秘めているかを、改めて実感することができました。

 

わたしはどんなことでも、創造することができるんだ!

というエネルギーが湧き上がってきました。

そして、これからの人生をどんな風に創っていこうかな〜というワクワクした気持ちに変わりました。

だって、信じることを変えれば、人生は望み通りになると信じることができたのだから。

 

とはいえ正直なところ、今まで何度も何度も読み返しては忘れているのです。

だから、これだけは忘れないでおこうと思います。

「自分の力が信じられなくなったときは、またこの本を読めばよい♫」

 

実験については、今後まとめてみようと思っています。

002 今とは違う生き方を知りたいと思ったときに読む本

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「好きなこと」だけして生きていく。

著者:心屋仁之助 出版社:PHP研究所 定価:1,200円+税

 

出会い

この本は2015年の3月頃に、地元の書店で購入しました。

この頃のわたしは、ほぼファッション誌のコーナーにしか立ち寄りませんでした。

なぜか、ふらっと立ち寄った女性向けの自己啓発コーナーで手に取り、購入しました。

2014年の年末から年越しにかけて、自分の中でコペルニクス的転回といってもよい気づきを得ました。

あぁ、この世界は、自分が思っていた世界とは真逆だったんだと。

それがわかったときに、わたしの手元にやってきた本で、人生を変えた一冊です。

ここから怒濤の読書の旅が始まり、現在に至ります。思い出深い本です。

この本だけは繰り返し目を通し、5回は読んだと思います。

読むたびに、心に響く文章が違い、何度読んでも面白く、当時の自分を思い出させてくれる大切な一冊です。

 

 

感想

「好きなことだけして生きていけたらなぁ」

そう思ったことは、誰にでもあると思います。

毎朝早起きして、疲れが抜けきらない体を引きずって、さほど楽しいとは感じていない職場へ向かう。毎日毎日その繰り返し。

楽しみは食べること、寝ること、それに休みの日にダラダラしたり、友達と会って食事をしたり。

そんな生活が、別にいやなわけでもなく、悪くないと思う。

だけど、もっと楽しい人生があるとしたら、それは一体どんな暮らしだろう。

でもそれは、特別な人だけに許されたことで、才能も取り柄もない自分には到底ムリだよなぁ。

そんな風にわたしは思っていました。

 

この本は、「好きなことだけ」して生きている心理カウンセラーの著者が書きました。

「好きなこと」だけして生きていくという選択肢を手に入れ、「好きなことだけ」して生きていくマインドが学べる本です。

ですので、好きなことだけして生きていない人、好きなことだけをする生き方を知りたい人向けです。

エピソードを通じて、「好きなことだけ」して生きている著者の世界を、垣間見ることができます。

そして、ご本人の経歴と経験を踏まえ、「好きなことだけ」して生きている人と、そうでない人の違いが記されています。

今回は両者の違いはどこにあるのか、について取り上げます。

 

著者は両者の違いを井戸掘りでたとえています。

前者は、「だれか井戸掘り手伝って~」と助けを求めることができる。

後者は、ズルはだめだと抱え込んで、ひたすら一人で頑張って掘る。

好きなことだけをする新しい生き方にシフトするために、周りの人に「助けて、手伝って」と言えるかどうかがカギだとわたしは受取りました。

 

「好きなことだけ」をするためには、嫌いなこと・好きではないことを手放さなければなりません。

そのために、まずは周りの人に、

「これ手伝ってください、わたしを助けてください」

と、言える自分になる必要があります。

 

だけど多くの人が、お金をいただくのだからガマンをして働くのが当然だ、と思っています。

頑張ることや苦労と引換えに、お金や評価を受取るのが当たり前で、楽して何かを受取るのはダメだと。

しかしこの状態では、嫌いなこと・好きではないことを一人で頑張り続けなければならないので、かなりのストレスが溜まることでしょう。

 

これまでのわたしも、ずっと思っていました。

自分でやり切らなければいけない、人に頼ってはいけないと。

「これ手伝ってください、わたしを助けてください」

そんなわがままなこと、絶対に言ってはいけないんだと。

 

しかし本当にそうでしょうか。それは思い込みなだけかもしれません。

勇気を出して言ってみれば、快く力を貸してくれる人が現れるかもしれないのです。

著者は勇気を出せ(=バンジーを飛ぶこと)と言っています。(が、著者はバンジーは飛べなかった 笑)

 

わたしはこの本を読み、3年半経った今、職場で実践してみました。

「これ、できません。手伝ってください」

「これ、苦手なのでしたくありません」

実際に言ってみたり、相談しました。

するとどうでしょうか。

「ぼく、やりますよ」

「君には極力、この仕事から外れてもらうようにする」

と言っていただけたではありませんか。

したがって、今の職場ではトラブルもなく、ほぼ好きなことだけができる状態になっています。

安心して快適に働けるようになったので、バンジーを飛んでよかったと思います。

(ちなみに、著者はバンジーが飛べなかったので、今はどっちでもいいよと言っているそうです 笑)

 

「好きなことだけ」して生きていく。

それは、個人個人の選択。バンジーを飛んでもいいし、飛べなくてもいい。

「好きなことだけ」の世界を選んだ著者は、自由に豊かに楽しく暮らしています。

まずは今いる場所で、好きじゃないこと・嫌いなことを手放す訓練から始めてみては、いかがでしょうか。

その積み重ねの先に、夢にまで見た「好きなことだけ」して生きていく世界が広がっていると思います。

 

わたしは、この本をきっかけに、心理や感情の世界について勉強をするようになりました。

改めて読み返すと、心の世界の大切な要素がぎゅっと詰まっています。

観念や投影とその成り立ち、罪悪感、人生をとめる言い訳について、さらっと書いてあります。

好きなことだけして生きていきたい方はもちろん、心理カウンセラーやセラピストの方の復習にもぴったりの一冊です。

これからもずっと手元に置いておきたい、わたしの人生の伴走者のような本です。

001 文章を書きたくなったときに読む本

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残念ながら、その文章では伝わりません

著者:山口拓朗 出版社:大和書房 定価:740円+税

 

本との出会い

2016年秋に参加したある勉強会にて、著者の山口さん(以下やまたくさん)ご夫妻に出会ったことがきっかけです。

勉強会の主催者の方(作家)がお勧めされており、新刊が出たタイミングで購入しました。

目的はもちろん、ブログなどに文章を書くためです。

後日お会いしたとき、メッセージとサインを入れていただきました。

表紙をめくると、やまたくさん直筆の「あなたは書ける!」の文字が目に飛び込んでくるので、やる気が湧いてきます。

 

感想

わたしを含め多くの方が、「文章の書き方」というものを学ばずに、今まで生きてきたのではないでしょうか。

会社の書類の作成から、誰も読まない日記、ネットのブログなどを書くにあたって、もっと上手な文章が書けたらいいなぁと思うのは、わたしだけではないはず。

 

小中学生の頃、授業で作文を書きました。

返却された作文には、花丸がついているときもあれば、誤字脱字などを指摘されて二重丸・三重丸程度のときもありました。

どんな文章ならば評価される作文となるのか、よくわかりませんでした。

 

作文を書くときは、何をどんな流れで書くのか、どこに読点を打ったらいいのか。

そんなことは何もわからずに、原稿用紙のマス目を埋めるためだけに、必死に振り絞って文章を書きました。

しかし結局、先生が評価してくれる文章を書くコツがどこにあるのかさっぱりわかりません。

したがって書くことが得意にはなりませんでした。

そして、なんとなく作文は面倒なものと感じるようになっていました。

 

 

最近、作家の方やSNSで発信している方と出会う機会がありました。

書くことに対する抵抗や面倒くささから脱却し、わたしも伝わる上手な文章を書きたい。

そう思って手に取ったのが、やまたくさんのこの本です。

世の中の文章を書くプロの方たちは、書くためのコツ、それを習得しています。

著者のやまたくさんは、記者・編集者を勤め、取材や執筆活動で20年以上も文章を書くこと、伝えることに取り組んでこられました。

この本では、そんなやまたくさんが、簡潔明瞭に書き方のコツを教えてくれます。

 

ところで文章を書くとき、あなたは何を意識していますか。

わたしが意識するのは以下の4点です。

・用件に漏れがないか

・おかしい日本語になっていないか

・脈絡があるか

・言いたいことを言い切ったか

この4点を意識して書き、読み返します。

しかし、意識して文章を書くポイントはそれ以外にもたくさんあります。

それを教えてくれるのが、この本なのです。

たとえば、

・文のわかりやすさ

・見やすさ

・表現方法

・文章のテンプレート

・読点の打ち方

・接続詞の使い方

・文章の切り口

など、他にもたくさん。

文章を書くための新しい知識を得ることはもちろん、「そうそう、そうだった」と意識し忘れていた部分に気づかせてくれます。

しかし、それは普段、無意識の中に隠れています。

この本は、そんな無意識の中に眠っている、文章の書き方のコツを、引き出して使えるようにしてくれます。

 

それから、この本の嬉しいところは、見やすく使いやすいところです。

この本の本文は、黒と赤の2色刷りで視覚的にわかりやすい構成です。

たくさん掲載されたNG文と改善文は、この2色刷りのおかげで、どこをどのように改善したのかが一目瞭然です。

また、接続詞の種類や、敬語・尊敬語・丁寧語の一覧もあります。

目次を見て、そのページに飛ぶことが可能。

文章を書くときは、この本を手元に置いておくと辞書のように使うことができ便利です。

 

そして、わたしが特に助かったと感じたのは、3章「文章のテンプレートを使って速く書く」です。

小中学生の頃は、起承転結で作文を書きなさいと言われました。

しかし、いま一つよくわからずに作文に取り組んでいました。

やまたくさんは、起承転結以外の10種類のテンプレートがあることを、余すことなく例文を用いて教えてくれます。

たとえばテンプレートには、

・結論優先型

・列挙型

・比較型

などがあります。

このテンプレートがあれば、結論に向かう最適な文章を組み立てることができます。

また、それぞれのテンプレートの効果を高めるポイントの解説もあります。

ゆえに、ブレることなく確実に、文章を速く書くことができるようになります。

ちなみにこの記事は、エピソード✖気づき型を使っています。

 

この本を読めば、文章を書くことに対する抵抗が減り、書いてみようかなという気持ちが湧いてきます。

文章を書くことが苦手なわたしも、どうにかここまで約1,500文字の文章を書くことができました!

 

書きたいことがあるのに書けないよ、という方は、

①テーマを決める(わたしの場合は本の紹介)

②コツを学ぶ(この本で)

③軽い気持ちで書いてみる

のステップで、文章と向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

だれでも最初は下手なものです。

そんな作文初心者のわたしが、やる気と勇気を出して書いてみて、久しぶりに達成感を味わっています!

これから量をこなし、文章が上手な人を目指して書いていこうと思います!

そんな風にわたしを変えてくれた、著者のやまたくさんに感謝。

 

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やまたくさんとわたし。

中学生時代、税金の作文で表彰されたり、人権の作文が掲載されたりしたことを、ふと思い出しました。