読書でわたしの世界を変える

読んだ本からの学びと、読書後の人生の変化について

007 なぜ感情がわくのかがわかる本

マンガでわかる仕事もプライベートもうまくいく 感情のしくみ

城ノ石ゆかり【監修】

今谷鉄柱【作画】

実業之日本社 1,300円+税

 

本との出会い

2016年頃ある勉強会で、城ノ石さんと一緒になりました。サインがほしくて、『未処理の感情に気づけば、問題の8割は解決する』を読みました。新刊が出るということで、たまたま地元の本屋さんで見つけたので、縁を感じ購入しました。

 

この本をおすすめしたい人

つらい感情に苦しんでいる人(わたし 笑)

心の分野の勉強をするまで、表向きはポジティブだけど、裏ではすごくネガティブな人間でした。

ちょっとでも嫌だなと感じると、ずーっとそのことが頭から離れず、思い返しては腹が立ったり悲しくなったりしていました。

わたしの人生、いいことがない…つらい…と本気で思っていました。

ある時、家族関係に悩み感情的な限界が来ました。

それがきっかけとなり、心屋さんなどの本を手に取るようになりました。

心に寄り添ってくれる本や、見習いたい考え方について書かれた本はたくさんありますが、じゃあなぜその感情がわくのかに特化した本は、出会ったことがありません。

この本は、感情のしくみについての理論が学べます。

つらい感情がわくのはなぜか。

この本ではそのメカニズムを知ることで、自分で対処できるようになります。

 

 

この本から学んだこと

認知が人生を作り、認知を変えれば現実が変わる

わたしたちは、出来事によって感情が決まると思っています。たとえば、

 

出来事:仕事で大きなミスをする

感情:わたしは落ち込んで会社を休む

 

しかし、実は出来事ではなく「認知」で感情は決まります。

 

出来事:仕事で大きなミスをする

認知:わたしはミスをした自分をダメだと思う

感情:わたしは落ち込んで会社を休む

 

感情が決まるのは、実はこの順なのです。

落ち込むと自分を責めて無気力になるでしょうし、仕事に行くのもイヤになることでしょう。

じゃあ、認知を変えるとどうなるか。

 

出来事:仕事で大きなミスをする

認知:わたしはミスを成長の機会と捉える

感情:わたしは出社し仕事に取り掛かる

 

このように認知は自分で変えることができます。

認知を変えるだけで、感情が変わり行動も変わります。

すると現実が変わり、人生までもが変わっていくのです。

 

つらい感情がわく時は、いま物事の見方が偏っていますよという合図です。

そんな時はその出来事に、他にどんな意味づけができるのかを考えてみるといいと思います。

他の意味づけが出来た時、少しずつつらい気持ちは緩んでいくことでしょう。

 

もう、ほんとこういうことは小学生で習いたかったです。

その頃からこの理論を実践していたら、どんなに素晴らしい人生になっていたことでしょうか。

今からでも遅くはないので、毎日取り入れていこうと思います。

 

この考え方を知ってからは、悲しみや怒りから比較的早く脱出できるようになりました。

そしてネガティブな感情の沼に思いっきり浸ることができなくなりました。

随分とメンタルが強くなったなぁと感じています。

 

 

 

マンガでわかる 仕事もプライベートもうまくいく 感情のしくみ

マンガでわかる 仕事もプライベートもうまくいく 感情のしくみ